認知症介護のためのヒント!ボケたら味はわからない!?

理性は鈍感に感性は敏感になる?

認知症になると相対的に右脳が優位になってくるとされています。左脳は理性を司る場所、右脳は感性を司る場所ですよね。記憶や認知機能は主に左脳のお仕事で、つまり認知症になると左脳の機能が低下していくので相対的に右脳が優位になります。難しい理屈はおいておくとして、快や不快、直感的な好き嫌いがより敏感になっていくといえるでしょう。認知症の初期症状として味覚障害というものは確かにあり、お嫁さんがつくったご飯をお姑さんがとにかくけなすのは嫁イビリではなく、じつは認知症の初期症状だったということもあるのですよ。

認知症が進んでもおいしいものはわかる

しかし、重度の認知症になったら味はまったくわからなくなるのでしょうか。実はそうではないのです。その証拠に重度の認知症の方を介護していていると食べ物を吐き出すこういというのはよくみられるものですが、美味しいと感じたものはあまり吐き出すことがないのですよ。味覚の繊細さが失われて自分が何をくちにしているかもわからなくなることもあります。ですが、快、不快同様に美味しい、不味いというシンプルな感覚は最後まで残るということを覚えておきましょう。病院で胃瘻を提案されたのに、家に帰ったとたんパクパクと食事をしだすこともあり、介護食づくりは五感にはたらきかける大切なケアの一環ととらえるといいでしょう。

お料理が好きだったなら

認知症に気づくきっかけとして、料理の段取りが悪くなったり、味がおかしくなったりというケースはよくありますよね。家族としては介護が必要だと考え、認知症だから危ないし、もう味もわからないのだからと勝手に判断してしまいがちです。ボケが進行していく状況とは、今まで自分がいた場所を誰かに奪われてしまうことだと知っていますか。男の人は退職を機になんてよく聞きますよね。今まで、何十年も続けてきた食事作りを時には面倒だということがあったとしても、急に家族がやめさせてしまったら、自己否定されたと思ってしまうでしょう。危ないなら子供用の包丁やカッティングボードを用意して手伝ってもらうといいですよ。認知症の介護の基本はできることは基本的に自分でやってもらうことが本人のためでもあるのです。

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